星の空探検隊 -3- ビーナスデパート

  
  
  
  

本当は全部欲しかった、美しいものってなあに。
ハルトは悩んでいた。
「あんまり、お金使いたくないな。」

ハンバーガー一つを食べながら買うものを決めていた。
結局買ったのはペットボトルのお茶だった。
「この場所、話し相手がいないな。」

デパートには人がいっぱいだった。

宇宙ウサギはデパートには入らなかった。
「ここを作るための基地開発事業さ。」
「地球一つ騙すためって奴か。」
「もう、地球しかないのにな。」

「食ってからでいいだろう。」
意外にも、宇宙ウサギたちが食べたのはハンバーガー一つだった。

アスカもデパートには入らなかった。
「お金使う人じゃないのね。」
「なら、私も。」
そうして、デパートで一押しの商品、パソコンにオーディオが怪しいわ。と言ってのけた。

「みんな、パソコンね。」
ハンバーガーのキーホルダーを買ったのだった。

太陽系から離れて行くのだった。
宇宙は均衡を成していた。