title role
member
contents
blog
contact
星の空探検隊 -2- 月の秘密基地
月に着いた、海の中には秘密基地があった。
「中はどうなっているんだ。」
ベルトコンベアが無機質な植物を運ぶ。
「ウサギだ。」
黒装束に身を包んだ人類、宇宙ウサギが基地から出てくる。
「人の気配があったような。」
「写真だな。」
「報告を入れておいた。」
ここは木星か、食品工場か。
地球に帰ろうか。
「いや、一つの側面に過ぎないのさ。もっと美しい。」
ヒューンと飛んでいく、彼の心には誰も追いつかなかった。
「どうする。」
「なるほど迷った。」
「勝てるだろう。」
「追うぞ。」
宇宙ウサギはハルトを追い始めた。
「あら、ウサギじゃないのね。」
アスカは夜行列車からハルトをモニターしていた。
「連絡くらい入れますか。」
ハルト、月は危ないけど大丈夫。
はやく帰ってきてね。
まだ、音のない宇宙だった。
デパートが金星にある、欲しいものはないか。
雲に覆われた宇宙の宝船だった。